なぜOEMを利用するの?

OEMのメリットはなに?商品生産を委託する購入者の場合【8選】

ここではOEMで商品生産を委託する8つの主なメリットを紹介します。お店やブランドを知ってもらうには、魅力的な商品の用意も重要です。理想の販売商品を見つけたい、販売商品のラインナップを増やしたいとお考えの方はぜひ、OEMを活用する検討材料としてご覧ください。

OEMについて


■OEMとは?

  • 製造者は、相手先ブランドで販売される商品を生産する
  • 購入者は、自社ブランドで販売する商品の生産を他社に委託する

OEMとは上記のようなビジネスモデルを示す言葉です。

OEMを活用すれば、製造者は商品の生産に、購入者は商品のPRに集中できます。

お互いの生産、もしくは販売にかかる工数や費用を減らして、効率よく商品を提供できるようになります。

▶OEMの意味をもっと詳しく解説

■OEM生産を委託する購入者のメリット8選

  • 商品のラインナップを増やせる
  • 自社生産できない商品を売り出せる
  • 生産にかかる初期投資を抑えられる
  • 販売テスト用の商品を用意できる
  • 生産コストを調整しやすい
  • 品質の良い商品を作ってもらえる
  • 専門性のあるメーカーを選べる
  • 販売とPRに専念できる

上記は、OEM委託者側(購入者)の主なメリットです。これからそれぞれ詳しく紹介していきます。

▶メーカー側(製造者)のメリットはこちらをクリック

1. 商品のラインナップを増やせる

OEMで販売する商品のラインナップを増やせば、より幅広いお客様に向けてアピールしやすくなります。

例えば、今まで焼き立てパンだけを販売していたパン屋さんに、日持ちのするクッキーを置いてみましょう。

すると日持ちのするお土産品を探している方にも興味を持ってもらえるようになったり、朝ごはんを買いに来た人がパンのついでにお昼過ぎのおやつとしてクッキーも購入してくれるかもしれません。

また、バリエーション豊かな商品が売り場に並ぶと、華やかさが生まれてお客様の関心を惹けることもあります。

2. 自社開発できない商品を売り出せる

OEMで生産を委託するなら、自社の技術・設備で商品をつくれなくても問題ありません。

自社開発商品だけでは今まで取りこぼしていた客層をOEM商品で呼び込める可能性も高まります。

自社の主力商品と相性の良いアイテムを委託生産して、相乗効果を狙うのも良いでしょう。
(例 コーヒーが人気のカフェが甘いケーキの生産を委託する等)

3. 生産にかかる初期投資を抑えられる

OEMでを活用すれば生産設備に関わる多くの課題に対して自社の負担を軽減できます。

例えば商品をお店に並べるためには当然、商品をつくる必要があり、つくるには生産ライン(従業員と設備)の用意が必要です。

そして、その生産ラインを用意するには多額の設備投資が必要になることもあるでしょう。

さらには生産ラインは一度用意したら終わりではなく、それを使い続けていくための固定費の支払い、設備調整も都度やっていかなければなりません。

OEMで生産を他所にお願いすれば、それらを自社で行う必要がなくなります。

4. 販売テスト用の商品を用意できる

OEMは本格的に商品を生産販売する前のテストにも活用できます。

テストが必要な理由としては、商品を大々的に売り出すため自社でせっかく生産設備と従業員を用意しても、用意した環境がこの先も一定であるとは限りません。

仮に年月が経ち、需要の減った商品を過剰に作り上げていたら、余計な生産コストと在庫だけが増えてしまうからです。

いつか用意した設備が不要になる可能性も考えると、気軽においそれと設備投資することはできません。

生産設備を導入した場合、機械の減価償却には大体10年かかります。

まずはOEMで似た商品を他社に作ってもらい、テスト販売した結果を見て、設備の導入を検討してもいいでしょう。

5. 生産コストを調整しやすい

OEM依頼するなら自社で生産ラインを整えておく必要はありません。

商品の需要が急変してもメーカーに受託してもらえる範囲であれば、売れ行きを見ながら生産数(注文ロット数)を調整できます。

新商品や季節商品、限定商品など需要の変化が激しい商品にも対応しやすいです。

6. 品質の良い商品を作ってもらえる

OEMで用意したい商品の特長に合ったメーカーに生産を依頼できれば、高いクオリティの商品を売り出せるでしょう。

良い商品をつくるためには良い設備とそれを使用する腕の良いスタッフ、商品生産に対するノウハウも大切です。

長い年月で蓄積されたノウハウを持つOEMメーカーを探して、理想的な商品を作ってもらいましょう。

7. 専門性のあるメーカーを選べる

OEMメーカーは得手不得手があります。

メーカーによって生産できる商品や得意とするジャンルは異なるものです。

売りたい商品に適したメーカーを選定することで、よりクオリティの高いラインナップへと売り場を拡張できます。

自社だけでは難しかった商品展開も、OEMを活用してなら実行できるかもしれません。

8. 販売とPRに専念できる

OEMは多種多様な商品や手間のかかる商品の生産も、委託先のリソースに頼れます。

上手に活用すれば、生産にかかる時間・人材・費用を商品を売るための販売戦略に充てられます。

市場のニーズにこたえた販売戦略を立て、OEMを上手に活用することで、自社製造していない販売会社であってもブランドの人気獲得につながる可能性があります。

■ツクマッチなら手軽にOEM生産を依頼できます

ツクマッチなら登録されているOEM商品を見て、すぐに発注ができます。

製造者様や商品次第では小ロットのスポット注文もできるので、テスト販売やノベルティにもご活用いただけます。

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